北海道 函館にて


家内との旅行で、北海道新幹線で函館に行ったときの事です。

 

函館元町でバスを降りると、高齢の女性の方が旧函館区公会堂近くの道端で座り込み、
連れの年配の女性が背中をさすって介抱をしている様子。

心配になり2人で声をかけると、どうやらその女性の方々は親子での旅行中で
お母様は久しぶりのバスに揺られて具合が悪くなってしまったとのこと。

近くの自販機へ水を買いに行くなどお手伝いをし、

しばらくするとお母様の顔色もずいぶんよくなりました。


お2人はまた別の場所から観光バスに乗り継ぐようだったので
乗り場まで4人で歩くことに。

娘さんがお母様の肩を抱えながら歩き、

家内はそれを支えられるようにすぐそばを歩き、
私は娘さんのスーツケースをひいて歩幅を合わせ、ゆっくりと後ろを歩きます。

遠くに乗り場が見えてきました。
お母様は涙ぐみながら何度もお礼を言って下さいました。
娘さんも何度も何度もお礼を言って下さって、
私たちも何度も振り返り手を振って別れました。

とんだハプニングはありましたが、せっかくの親子旅行。
思い出が少しでも良いものになると良いねと家内と2人話しながら、
走り去るバスを遠くから、見えなくなるまで見送りました。