親切心があだになったお話

20年以上前の話ですが、駅前の横断歩道を渡ろうとした時、後ろから来た車が曲がろうと一時停止していたので、車に向かって手で道を譲る合図をしました。

運転手の方もお辞儀をして交差点を通り過ぎた瞬間。

「ウーウー」とパトカーがいきなり現れました。

 何事かと思いきや、パトカーは先ほど道を譲った車に停止するように呼び掛けていました。

 当時は何が起こったのかわかりませんでしたが、道路交通法で【横断歩道等における歩行者等の優先】という法律があり、運転手の方に大変ご迷惑をかけた事を後で知りました。

第三十八条 車両等は、横断歩道又は自転車横断帯(以下この条において「横断歩道等」という。)に接近する場合には、当該横断歩道等を通過する際に当該横断歩道等によりその進路の前方を横断しようとする歩行者又は自転車(以下この条において「歩行者等」という。)がないことが明らかな場合を除き、当該横断歩道等の直前(道路標識等による停止線が設けられているときは、その停止線の直前。以下この項において同じ。)で停止することができるような速度で進行しなければならない。この場合において、横断歩道等によりその進路の前方を横断し、又は横断しようとする歩行者等があるときは、当該横断歩道等の直前で一時停止し、かつ、その通行を妨げないようにしなければならない

親切で行った行為によって、かえって相手を傷つける事もあるのだと実感した出来事でした。