親切心の芽生え

下の子供が1歳半に近づき、まだ危なげではありますが階段の上り下りも手を繋ぎながら

できるようになってきました。

保育園で下の子のクラスは2階にある為、毎日自分のクラスに向かうのに階段を上り下りしてくれます。

いつもであれば、片手で父か母と手を繋ぎ、もう片方の手で手すりに捕まりながら階段を昇降するのに、

その日は、何故か手すりに摑まる事を「イヤ!イヤ!」とされたので、仕方なく注意をしながら階段を降り始めました。

やはりまだ危なげな為、片方の手が空いているとバランスが悪く後ろに倒れそうになったりが発生し、握っている手に力を込めて支えておりました。

下の子へ「手すりつかまろう~?」ともう一度声を掛けてみても変わらず「イヤ!イヤ!」と首を振られた為、

今日は用心しながら降りるしかないかと心の中で諦めかけたところ、様子を見ていた上の子が「○○~」と下の子の名前を呼び空いているもう片方の下の子の手を握り「気を付けるのよ~」と言って下の子を支えて1階まで降りてくれました。

上の子は3歳半。家ではいつも下の子が自分のミニカーで遊び始めると敏感に察知し「ダメ―!!」とすぐに取りに行くので下の子を泣かせてしまう事が多く、譲り合ったり、優しくしたりのお兄さんらしい所は まだ まだ先かしら?なんて思っていた矢先だったのでとても驚かされました。

お兄ちゃんが支えてくれたので、無事1階まで降りられてご機嫌の下の子と、下の子を支えるという親切心を芽生えさせた上の子を朝から見る事ができ仕事の活力を貰う事ができた1日のスタートでした。