活動報告


新浦安
たくさんのお土産と思いやり
先日旅行からの帰りに、家族や友人へのお土産を買っていた時の事です。
「あの人はチョコレートが好き」、「あの人はおせんべいが好き」など、様々なお店でお土産を買っていると、気づけば私の両手は複数のお店の紙袋でいっぱいになっていました。
そんな中で立ち寄った焼き菓子店の店員さんが、「よろしければ、他のお土産もまとめますか?」と一言。
他のお店で買ったお土産だし、あとで自分でまとめよう…と思ってはいたものの、そのやさしさに甘えて私が手に持っていたお土産を差し出すと店員さんは大小さまざまな袋とお土産を手際よくまとめてくれました。
「袋が増えると大変ですよね」と笑顔で私に話しかけながら手渡されたお土産の袋の中には、先ほど会計を済ませたばかりの焼き菓子の詰め合わせももちろん入っていましたが、袋は他のお土産屋さんのものでした。自分のお店の名前や商品名が入った袋での広告よりも、私が「より安全かつ楽に持ち運べること」を第一に考えられたことに嬉しく思うと同時に、申し訳なさを感じながら帰路に就きました。
お客様への気づきと、アピールするわけでもない何気ないやさしさ、今の私はできているのだろうか。とふと考えさせられた瞬間でした。