活動報告
したこと・されたこと
こんにちは!品川八潮ショップ 小林です。
また久しぶりの投稿となってしまいましたがお付き合いいただけると嬉しいです^^
今日は、最近読んだ本の中で登場人物が言っていたあるセリフを紹介しようと思います。
それは、「わたし、自分がしたことは覚えていないけど、されたことは覚えているよ。」というもの。
これを言ったのは女性で、主人公は過去にこの女性に親切にされたことがあり、
そのことに恩を感じているのですが、当の女性は身に覚えがないとのこと。
しかし彼女は「でも、あなたはこんなことしてくれたよね?」と、
主人公が彼女にこれまでしてきたことを嬉しそうに語り出す、そんな場面です。
*ネタバレになるといけないので詳しくは省略します。
セリフも一言一句正確というわけではありませんがご了承ください。
これを読んで私は、「本当の親切心ってこういうことなのかもしれない」と思いました。
「自分がしたこと」に焦点を当てた生き方をしていると、
「私はこんなに〇〇しているのに」という思考に陥りがちです。
それは窮屈な考え方だし、見返りを期待する気持ちが見え隠れするあたり、
親切心とはかけ離れているように思えます。
それよりも、「自分がされて嬉しかったこと、温かい気持ちになったこと」に焦点を置くことで、
きっと人は自然とそれを周りの人に返していき、
その人たちの間に小さな幸せを生んでいくんじゃないかな、と思いました。
「自分がしたことは覚えていないけど、されたことは覚えている。」
とても短い言葉だし、ましてや何か難しい単語が使われているわけでもありませんが、
私にはとても印象に残る言葉で、こういうスタンスで生きていきたいと思いました。
ちなみにこの本の題名は『ツナグ』(辻村深月著)です。
映画化されたそうなのでご存じの方も多いかもしれませんね。
ご興味のある方はぜひ読んでみてください❀