ちょっとした親切

先日、仕事で外出していたときのことです。

あるお店に入ろうとしたところ、ちょうど前から年配の方が出てきました。

私は何気なくドアを押さえて、その方が出やすいようにしました。

すると、

「ありがとう。助かります。」

と笑顔で声をかけていただきました。

ほんの数秒の出来事です。

正直、そのときは「ドアを押さえただけ」くらいにしか思っていませんでした。

でも、その方の笑顔を見て、

「こんなに簡単なことで、人に喜んでもらえるんだな」

と、少し考えさせられました。

仕事でも同じで、相手からすると「そんなことまでしてくれるの?」と思うような、ちょっとした気遣いが意外と大切なのかもしれません。

不動産の仕事では、お客様からいろいろなご相談をいただきます。

物件のことだけではなく、

「この荷物はどうしたらいい?」

「引っ越しはいつ頃から準備したらいい?」

「この書類はどうすればいい?」

など、ちょっとしたご相談を受けることもあります。

そんなときに、

「それは不動産の仕事ではないので……」

と線を引くのではなく、分かる範囲でお手伝いする。

そういう小さな積み重ねが、「この人に相談してよかった」と思っていただけることにつながるのではないかと思っています。

親切というと、何か特別なことをするように感じますが、実際はそうでもありません。

ドアを押さえる。

困っている人に声をかける。

相手の立場になって一言多く説明する。

ほんの少し相手のことを考える。

それだけでも、誰かの一日を少しだけ良くできるのかもしれません。

私も「ちょっとした親切」を忘れずに、日々過ごしていきたいと思います。